京都市右京区常盤、太秦映画村から丸太町を上った所に「入逢山西方寺」というお寺と「天王社八幡宮」という神社が隣接してあります。
お寺は山門と本堂と駐車場
神社は間口10m奥行き20mほどですが、
調べてみたら、
入逢山西方寺は三条天皇の長子後一条天皇(敦明親王)の皇太子が小一条院の名でこの地に隠棲し出家し、没後、鎌倉時代な法然の弟子が念仏堂を建てた。応仁の乱の頃仁和寺が焼失し、1634年に再建されるまで170年間、仁和寺の寺基が置いてあった。
開基1259年実信房蓮生師(宇都宮頼綱)
中興1672年盛祐和尚
再興1772〜1780年現了和尚
再々興1932年愿有和尚39世、健在40世
天王社八幡宮は[皇国地誌伝]に『天王社 祭神不詳 境内東西弐拾壱間 南北弐拾壱間(約37.8m) 社殿東西壱間半 南北壱間半(約1.8m) 社地壱反参畝拾五歩(約400坪)無税地』と記載されており、千数百年以上前の御社であると思われます。昭和14年採掘された結果でも平安、鎌倉時代の瓦が出土したそうです。
平安時代後期の歴史物語『大鏡』に「常の杜北に見て」の一部にあり、嵯峨天皇皇子である左大臣 源常(ときわ)がここに山荘を建て居住された事から、現在の地名 常盤(ときわ)の呼称の由来です。
…
普段何気なく通り過ぎてますが、京都の街中に歴史的に有名な人物が関係する寺社仏閣や建物などが今も多く残ってるんですね〜!!